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INTERVIEW

北海道の人々を巻き込み、パワーあふれるHOKKAIDO SHOWCASEに


“Hokkaido Showcase” インタビュー

北国からの贈り物
代表取締役 加藤 敏明

プロフィール

株式会社北国からの贈り物 代表取締役CEO

1965年北海道生まれ。

大学卒業後、建築設計事務所に勤務、一級建築士として美術館、劇場など公共施設の設計を手がける。水家業の蟹卸売業「加藤水産」のネット部門として、1998年に「北国からの贈り物」を立ち上げ、今や「成功者はひと握り」のネット通販業界において、最も熱い視線を集めるネット界のカリスマ店長と呼ばれるようになる。多くの失敗と試行錯誤を繰り返しながら、メールマガジン会員35万人、購入者のリピート率50%越えを達成し、楽天市場、ヤフーショッピングにて各賞を連続受賞している他、全経済産業省推進事業IT経営百選「奨励賞企業」受賞など、日本TOPレベルのショップへと成長させる。インターネット販売においての先駆者として、全国で講演会などを数多くこなす。

2010年にシンガポールに会社を設立し北海道産品の海外輸出事業をスタート。北海道の特産品、コスメ、サプリメント等の商品をシンガポールで販売する。

2014年、北海道の素材を活用した高機能性食品や化粧品のブランド「HOKKAIDO SHOWCASE」を立ち上げ、シンガポール、香港にて、ブランド普及の為の商談会やテストマーケティングを実施している。現在、シンガポールでの主な販売商品は、北海道霊芝、水素酵母食品、ヤーコン茶など。

「HOKKAIDO SHOWCASE」公式サイト
http://www.hokkaido-showcase.com

著書
「Eコマース成功の条件」
「TOP0.1%の条件 ECビジネス成功者たちの志力」

北国の美味しいものを、もっと沢山の人に届けたい

HOKKAIDO SHOWCASEは、北海道の美味しい食材やグルメ・北海道の自然素材を使った機能性食品・化粧品など、北海道産物の商品や魅力をアジアに向けて発信していくプロジェクトです。北海道の美味しいものをもっと沢山の人に食べてもらって、健康で美しくなってほしいという想いから、このプロジェクトを立ち上げました。

私は生粋の道産子で、実家の稼業は水産加工業でした。18年前にインターネット上で蟹を販売し始めたことで、今まで、蟹を食べたくても遠くて買えなかった地域の人たちに、「おいしい」と言って喜んでもらうことができるようになりました。そして全国に北海道の美味しい蟹や魚介類を届けているうちに、「これからは日本だけでなく、海外のお客様にも届けたい」という夢が、どんどん広がっていったのです。

北海道の商材を輸出し始めた当初、商品の多くはカニやホタテ、スイーツなどでした。その時に北海道ブランドがアジアの人々にいかに受け入れられ、浸透しているかということに、気づかされました。しかし、東南アジアは亜熱帯なので、シーフードなど温度管理が必要な生ものは、運搬が大変です。そこで生鮮食品だけでなく、北海道の素材を使った健康食品や化粧品など、常温で比較的管理がしやすいものにも目を向け始めました。良い素材を作る北海道の生産者や、コスメを扱うメーカーなど、さまざまな人たちに協力していただき、現在の“チーム北海道”があるのです。

“道産子スピリット”を持って、いざ海外市場へ

私の周りには北海道生まれの人が多く、移住して来られた方も含めて“北海道民はみな兄弟”という仲間意識が強く、誰もが北海道のことが大好きで、北海道のために何かをしたいという気持ちを持っています。

アジアや海外に進出するとなると、どうしても事業体が大きくなり、輸入や販売ライセンスといったハードルも高くなります。そこで、皆で協力して行政や大学などを巻き込み、チームをどんどん大きくしていきました。世界規模の展開を目指しながらも、地域の特性を考慮するという意味で、HOKKAIDO SHOWCASEはいわゆる“グローカライゼーション”を押し進めていると言えます。

5年前、私が45歳の時に、「これから会社をどうするか? 誰にどうやって北海道の魅力を発信していったらいいか?」という岐路に立たされていました。その時、私はこの先30年間、仕事を続けるという事を決めました。次に仕事の場所を、これからさらに大きなマーケットとなるアジアに狙いを定め、「アジアの国々に北海道の素晴らしさを広めよう」と決心しました。

その頃の日本はデフレの影響もあり、良いものなのに日本国内ではどうしても価値が低くなってしまう、という厳しい経済状況が続いていました。その一方、アジアに目をやると、北海道商品を日本の何倍もの値段で買いたいという人が沢山いたのです。生産者も幸せ、それを手に取ったアジアの人々も幸せ、そして北海道の価値も高められる。これは間違いなく成功すると思いました。

北海道を愛する大勢の人たちを巻き込み、ファンを増やすことが大切

5年前、初めてシンガポールを訪れた時に、現地の北海道ファンがとにかく多いことに驚きました。北海道に旅行に出かける人も多く、北国のおいしいものを食べて、温泉に入って、雪を見て帰っていくのです。シンガポールをはじめアジアに向けて北海道を発信すれば、必ず成功すると、そのときに確信しました。

そして、「北海道の魅力を伝えるなら、自分の言葉で伝えなくては」と思い、英語を習い始めました。たどたどしい感じではありますが、最近はだいぶ伝えられるようになったと思います。英語以外にも中国語も学ぶなど、より高いコミュニケーション能力を身につけることを、個人的な目標としています。

これからも、もっと沢山の北海道の人たちを巻き込み、ファンを増やすことが必要です。生産者・メーカー・貿易関係者・現地の販売員・代理店など、プロジェクトに関わるすべての人たちに

HOKKAIDO SHOWCASEの魅力が浸透し、加速してこそ、このプロジェクトを広げることができると考えています。まずはASEANのハブであるシンガポールで核を作り、そこから香港や台湾、さらにはアジア全体に向けてブランド展開していくことが、今後の目標です。

「少年よ大志を抱け」の言葉を胸に、さらなる飛躍を

北海道生まれである私が大好きな言葉は、 北海道大学のクラーク博士の「Boys be ambitious/少年よ大志を抱け」です。私は今年で50歳を迎えますが、気持ちは20歳の頃と変わりません。ずっとワクワクドキドキしながら、毎日楽しく生きています。何歳になっても、その想いは変わらないでしょう。「北海道を元気にしたい」という想いの中で、やりたいことがどんどん膨らんでいく自分がいます。

私の強みは、常に野心を抱いていることなのでしょうね。ある意味、ビッグマウス(大ぼら吹き)とも言われるかも知れませんが(笑)。どこにチャンスがあるかということや、5年後の世の中がどうなっているかということが、私には明確に見えているし、それを信じてもいます。それが、周りの人たちを巻き込む原動力になっていると思います。

もちろん、自分一人の力には限界があるので、できないところはさまざまな方々にお願いをするようにしています。その時に大切なのは、「加藤さんと仕事をすると楽しい」「ワクワクする」「この先につながるものがある」ということを、いかに感じてもらえるかでしょう。自分自身も、今の仕事をとにかく楽しんで、ワクワクしながら仕事をしています。その楽しさ、ワクワク感を伝えることが、自分の役割だと考えています。

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シンガポールのイベント会場にて